糖尿病のリスクを知ろう
体内の血糖の検査を受ける
人間の血液の中に含まれるブドウ糖のことを、血糖と呼んでいます。
通常は食事の後に血糖が上昇し、それから次第に下がっていきます。
しかし病気を発症している人は、いつまでも血糖値が下がらなかったり、異常なほど上がったりします。
それも、病院の健康診断で調べると覚えておきましょう。
血糖値は、空腹時に調べなければいけません。
ですから健康診断の前日は、夜から飲食を控えてください。
例えお腹が空いても何かを飲食すると、正しい血糖値を検査できなくなってしまいます。
それでは、健康診断の意味がありません。
ちなみに血糖が基準値から外れていた場合は糖尿病だけでなく、甲状腺機能亢進症や肝硬変の疑いもあり、病院で詳しく調べてもらいましょう。
バランスの取れた食事と運動
異常とまではいかなくても、血糖値が気になると言われた人は、病気のリスクが高いと思ってください。
そのまま放置すると、近い将来に病気を発症してしまうので、今からリスクを下げる努力を始めましょう。
そこで、食生活を見直してください。
脂質や糖質が多いものばかりを食べていると、血糖値が上昇しやすくなったり、肥満体型になったりします。
それが糖尿病や他の生活習慣病を引き起こすので、バランスの良い食事を心がけてください。
また運動してカロリーを消費することも、生活習慣病の予防に繋がります。
さらに病気に対抗する免疫力が向上したり、体力がついたりする面もメリットなので、定期的に身体を動かすことを日常に取り入れてください。